仕事に縛られずに生きてみるブログ

会社員生活から離れて感じる事を書いていきます

会社員でいる事の最大のメリット

退職して2週間ほど経ち、ある一定の生活リズムが出来てきた様な気がします。

そうして日々過ごしていると、多忙だった会社員生活にあって最大の精神的メリットに気づきました。

 

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仕事をしていた頃の日常

朝起きて、出かける途中のコンビニで朝食と昼食を買って職場の休憩室で朝食。仕事が終わったら帰宅して洗濯して風呂に入ればもう寝るしかない。本当に仕事しかしていなかった気がする。

 

仕事をしていない今の日常

朝起きて、午前中に家事を終えて、あとは読書、運動、パソコンに向かう。

人と会う用事が意外と午後に集中しているため、それまでの時間はとても自由に使えている。値下げの時間帯を狙ってスーパーに買いに行けるようになったのも実は楽しい。

 

人に会わないと買い物とジョギングと図書館(あと本屋)以外で出歩くことがあまりない為、もう少し人に会う機会を増やした方が良いのかなと思索中。

 

働いていた時には考えもしなかったこと

先日午後に本を読んでいて、突然ふと

 

次何しよう

 

と思った。思うのは別にいいが、その答えが出てこなかったその事に私は不安を覚えた。

仕事をしていた時はそんな事を考える時間はなかった。

勤務時間中はやるべきことが決まっている。会社の方針に向かってただ仕事をすれば1日はあっという間に終わった。本当に、あっという間だった。

 

そして帰宅して寝て起きればこれもまたあっという間に1日が始まって、そして休日でさえ、やるべき事、平日後回しにしてきたことをこなすとあっという間に終わって行った。

 

だから、次になにをしたらいいのかわからないなんていう考えが浮かぶ事がなかった。

考える必要もなかったし、とにかく時間がなかった。

 

それはもしかしたら私が非効率的で時間の使い方が悪かったり、体力がなくて一つの事をこなすのに時間がかかったりするからなのかもしれないのだが、でもこれは逆説的に見れば会社勤めのメリットなのかもしれないと思った。

 

思考停止のメリット

実際に私が「次どうしよう」と考えた時、うまく説明できないがよくわからないもやもやとした不安が胸をよぎったのは確かで、その日からは少し起業の資料を読んだり転職サイトを覗いたりしていた(笑)

 

お金の有無に限らず、明日も同じ仕事が待っているというのは先の事を考える時間がないという事そして考えなくても時間が過ぎるという事で、先々の事を考えなくてもいいというのはある意味幸せな事なのではないだろうか。

 

そしてその、仕事に忙殺される日々を生き抜く自分自身を誇る事が出来るのも、限界を超えて働く者の特権なのかなと思った。

仕事を辞めたいのならお金を貯めたらいい

直接的すぎるか。

とりあえず自分がそうだったというだけだからあまり目くじら立てずにさらっと流して頂ければ幸い。

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仕事を辞めたいが辞められない人

辞められない理由はあまり多くない

好きで仕事をしている人はともかくとして、生活の為に働いている人は勿論、好きな事を仕事にした人でさえ、仕事を辞めたいと思った事が1度くらいはあると思う。

 

でも、思ったからといって本当に辞める人は少ないだろう。

それは何故か。

 

仕事への責任感、罪悪感、社会性、世間体など色々な理由はあると思うが、殆どの人が辞めるのを躊躇うのはお金じゃないだろうか。

 

生きる事への不安、将来への不安、家族への不安も養えるかどうかというお金の不安が大きい気がする。

 

辞めたいのに辞められない理由がお金ではなく気持ちだったとしたら、仕事は辞めない方がいいと思う。だってお金に不安がないのに辞められないのなら、心のどこかで「辞めたくない」と思っているんじゃないかな。

そういう場合は辛い時期を乗り越えたらきっと仕事が楽しくなると思う。

 

じゃあ実際どれくらいお金があったら辞められるのか

個人的な話でしかないが、私が仕事を辞める事をはっきりと決断できたのは「仕事辞めても少し切り詰めれば今までとあまり変わらない生活が出来る」と気づいた時である。

いくらあれば不安が解消されるかは実際のところ人それぞれだと思うが、私は収入が支出を下回らなければとりあえず良いやと(現時点では)考えているのであまりハードルは高くなかった。独身だし…。

 

これが結婚していて子供がいて住宅ローンや学資保険あったりしたらこうはいかなかっただろうなぁなんてぼんやり考えてたけど、しょっちゅう飲み会で会ってた人でこの状態で3年以上奥さんの収入のみで家事育児の一切をせずに自由に遊び歩いてた人いたからやっぱり人それぞれかな…。

 

ざっくり言ってしまうと、余裕を持った話をするのであれば運用に回せる金額が3千万あればひとまず大丈夫なんじゃないかな。

3千万あっても辞めてから急に運用に回すと失敗する恐れがあるから、運用した結果が3千万だと尚いいね。

 

勿論これはきちんと運用益が出せるのであればという前提条件付きだから、単純に3千万貯まったから辞める!だと10年保てずに貯金が底をつく恐れがあるから注意が必要。

 

終わりに

定年後に夫婦で1億かかるとか試算されてるのを見た事がある。

これも定年後から1億貯めるのと若いうちから準備してたのでは大変さが雲泥の差なので何事も早めの対策が鍵。

 

若いうちから貯金以外の資産運用について勉強しておくというのはなにも早めに仕事を辞めたい人じゃなくても重要な事だと思う。

 

お金が増える人増えない人減っていく人

収入が減っても順当に資産を守る人がいる傍ら、どんなに収入が増えても常にカツカツな生活でなかなかお金が増えていかない人や最悪の場合貯蓄を崩して生活する状態になる人もいる。

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お金が増える人

使ってはいけない金額を先に引いておく

生活よりまず増やすことを優先し、自動的に且つ習慣的に行えるようにシステム化しておく。

 

やり方は給料が振り込まれたその翌日辺りで自動引き落としで定期や別の証券口座などに落としてしまい、自分が銀行口座を確認する頃には既に引き落とされた後の金額になるように設定しておく。

 

たったこれだけで今月はこの金額でやりくりするのだなと頭が計算しだす。

結果的に、使える数字が少ない方が浪費しなくて済むだろう。

 

複利の力は大きい。

別口に分けた分は、別に無理してリスクの高い運用に回さなくても、少し待遇の良い定期預金などに預けたままでも、20年も経てばかなりな額になっているはずだ。

継続は力なり。

 

お金が増えない人

収入が増えたらその分生活水準を上げてしまう人

給料が25万円でも生きていけていたのに、待遇が良くなって45万円になっても全然貯金が出来ていない人がいる。

そういう人は基本的に必要経費と娯楽の違いが曖昧になっている気がする。

 

確かに若い時は3万のスーツだったものを、給料が上がったから20万のスーツをオーダーしようという考えになるのは別にいいと思う。

 

けれどもこういう人たちは、全体の生活水準を底上げしてしまう傾向にあるのだ。

別に高級にする必要のない日用品や普段着まで高いものを買いだし、頑張った自分の為と娯楽に散財しだす。

 

必要なものまで削る必要はないと思うが、大げさな話、25万で生きていけていたなら給料が45万になったら毎月20万くらい貯蓄に回せる筈、とも言えるのだから少しは考えた方がいいと思うが、一度贅沢を経験してしまうとなかなか昔の生活には戻れないらしく、知人もなんだかんだと言い訳を繰り返しまた車を新しくしていた。

 

そういうとこやぞ・・・。

 

お金が減っていく人

身の丈に合わない事をしている

給料が増えていないのに少しづつ生活が贅沢になって行く人というのは、実際に存在する。

 

仕事を辞める前に父から金の無心が何度かあったが、既に毎月仕送りをしているのでこれ以上要求するのなら、まずBSと新聞と毎月1万2千円(以上)かかる趣味のうちどれか2つくらいを辞めてから言ってくれと返しておいた。

 

単純な浪費も多いだろうが、将来に対しての備えを計算に入れていなかったり、自分の懐事情を顧みずに贅沢をしたがる人はやがて資産を食いつぶすことになるだろう。

 

仕事をする事のメリット(会社員編)

先に書いた記事は読み返してみると普通に考えた時に出てくるメリットを除外していたなと…。

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会社員的に仕事をする事のメリット

お金を稼げる

まずこれ。重要。超大事。

お金が稼げるという事は苦手な事があっても生きていけるということ。

お金は文明の利器。素晴らしい物々交換のツール。

 

自分が出来ることだけしかやらなくても食事が出来、欲しいものが手に入り雨風に打たれない安全な住処を手に入れる事が出来る。それがお金の力。

 

あと成果報酬じゃない契約の場合はどっかで手を抜いても給料出たりするから、うまくやれば正当な労働の対価以上が手に入るかもしれない。

 

そして会社務めならではというか、収入が安定しているのも魅力だよね。

投資や自転車操業レベルの自営業とかだと、相場が変動したら資産ガタ減りするし自分が休んだらその日の収入ゼロとかなるとしんどい。

 

雇われて働くというのは金銭的な意味でとっても守られているのだ。

 

スキルが磨ける

働くという事はスキルを磨く事と同意である気がする。

他の仕事に応用が効きにくいスキルもあるかもしれないが、少なくともその仕事についてのスキルは働けば働くほど上達していくのは確かだ。

 

例えばパソコンスクールに通って、お金を払ってパソコンのスキルを身に着けようとする人がいる傍らで、働きながら給料をもらいながら、現場の第一線で働く先輩から現場ならではの即座に役立つパソコンスキルを学んでいる人もいる。

 

若い人や新入社員は給料が低くてもスキルを磨くためのスクールに通っていると思えばお得感満載である。

 

やりたい事が出来る

医師やパイロットなどの、資格がないとそもそも無理な仕事は置いておくとして、待遇を一切加味しなくて良いのであれば、恐らくだが殆ど全ての人がやりたい仕事に就けるのではないだろうか。

 

資格が必要な仕事も、資格さえ取ってしまえば(殆どタダ働きしかも過酷でも良ければ)働ける場所は誰にでもきっとある。

 

ところが不思議な事に、『仕事』という体裁を取らず突然その仕事をしている人の所に行って「やらせてください」と言っても断られるのがオチである。

 

「タダ働きで良いからここで働かせてください!仕事したいんです!」であれば熱意を買ってくれるところがあると思う。

 

けれども

 

「やってみたい。ただでやらせて。」

だと、言っていることはほぼ一緒なのになぜか門前払い食らいそうな気がするのだ。

 

仕事や労働(働く)って言われると本気度があるというか意欲を感じると云うか、そういう意味でも仕事って実はとっても魅力的なワードなのかもしれない。

 

会社員として働くという事

雇われて働くという事はとても安定した環境で自分を成長させられてお金をもらいながらやりたい事がやれる素晴らしい働き方だと思うので、仕事辞めたいと思っている人はひとまずこれらのメリットを再認識してみてもいいのではないだろうか。

 

 

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